浮気はバレたらいけないはずなのに楽しい
恋人に内緒で他の異性と関係を持ったり、お付き合いをしてしまったり、配偶者に内緒で不倫をするとき、どんな気持ちを持つでしょうか。
浮気相手や不倫相手と一緒にいて楽しいとか、心地よいといった気持ちを持ちつつも、どこかで後ろめたいという気持ちもあることでしょう。
見つかったらヤバイという焦りや罪悪感のような気持ちも持ち合わせているはずです。
一方で、恋人や配偶者、職場の人や知り合いなどに見られたらいけない、知られたらいけないというスリリングさを楽しんでいる方もいるかもしれません。
まさにそれが不倫の醍醐味で、いけない恋をしている、パートナーが知らないところで他の異性と肉体関係を持つということが、普通の恋愛以上に盛り上がってしまう要因になります。
一度だけなら大丈夫と思ったり、一度だけなら許されると関係を持ち、そのままダラダラと関係を続けてしまったり、いつの間にか恋人や配偶者よりも浮気相手の方にのめり込んでしまうことがあります。
これがいけない恋の怖いところで、バレてはいけない危うい関係が、かえって気持ちを盛り上げ、スリルがワクワク感に変わって楽しくなってしまうのです。
楽しくなったら気を引き締めたい
浮気の当初は、バレてはいけないとか、パートナーに対する罪悪感や後ろめたさの方がまさっているのが通常です。
不倫であれば、こんなことはしてはいけない、やはり止めなくてはと抵抗感も有しています。
こういう気持ちを抱いているときは、行動も慎重で、外を歩いている際など誰かに見られないように離れて歩いたり、もう少し一緒にいたいと思っても、ある程度の時間になったら帰る、などの行動でバレないように配慮したりするのが通常です。
パートナーといるときにうっかり電話やメールが入っても無視したり、電源を切ってしまったりするなど、かなり慎重に行動することでしょう。
ですが、後ろめたい気持ちが薄れていき、ストップしなくてはという壁を乗り越えてしまい、浮気相手と会うことが待ち遠しくなってしまうといけません。
禁断の関係、見つかってはいけない関係と考えていたのが、いつの間にか、普通の恋愛の初期のようなドキドキ感やワクワク感が生まれてくると危険です。
パートナーへの感情より、新しい恋愛感情が芽生えてしまうと、本当の恋人同士のようにふるまいたくなったり、実際にそうしたりしてしまうようになるからです。
平気で街中で腕を組んだり、手をつないだり、ホテルに行っても時間を気にせず楽しんでしまったり、遊園地でのデートや旅行の約束までしてしまったりします。
気分は完全に普通の恋人同士になっていますが、これでは見つかる危険が高まります。
自ら見つけてくださいと言っているようなものです。
楽しいと感じ始めたら、気を引き締めなくてはなりません。
浮気がバレたくないなら冷たくなる
バレることなく、長く関係を続けたいなら、お互いにクールになることが大切です。
どちらかがのめり込んでしまっても、もう一方がどこかで線をひく冷たさを持っていると、お互いがパートナーの存在を忘れて燃え上がってしまう恋愛より長続きします。
中には恋人と別れる気もない、配偶者と離婚する気もない、セフレのごとく楽しく付き合っていきたいと考える方もいるものです。
将来的に本当に恋人同士になったり、結婚を目標にしたりするのではなく、あくまで遊びにとどめたいと思う人ほど、驚くほどさっぱりしたところがあるものです。
相手が本気になってしまうと温度差ができて、結局別れてしまうことや、本気になった相手がパートナーのところにやってきたり、職場などでバラそうとしたり、ややこしいことになることもあります。
稀にトラブルになることはあるものの、お互いにどこかでクールになっておくことがバレないための秘訣です。